第23回東京国際映画祭にご参加いただいた皆さんに、TIFFやグリーンカーペットに対する感想をいただきました。

リレーコメント第7回は、コンペティション出品作品『鋼のピアノ』のチャン・メン監督です。

●第23回TIFFに参加されてみていかがでしたか？
「とても秩序正しくきちんと運営されていてとても快適に過ごせました。」

●グリーンカーペットについて？
「グリーンというのは良かったです。グリーンのカーペットを歩いたのが初めてだったので、とても新鮮な感じがしました。今回初めて映画祭に参加したのですけど、楽しかったのでちょっとゆっくり歩いてしまいました。グリーンという色は自然を想像させるので良かったと思います。そこからエコカーなどを想像するので凄く良いことだと思いますよ。このスローガンでTIFFが運営されるのは良いことだと思っています。」

●Q&Aはいかがでしたか？
「TIFFに来ている観客の皆さんは映画の中の細かいディテールまでしっかり見て、例えばたばこを吸うあのシーンはどう撮ったかとか、細かいところもしっかり真面目に見て、よく考えた良い質問ばかり出してくれたので嬉しかったです。日本の観客に直接触れ合うことで中国映画を本当に好きなのだなということが分かりました。例えばこの映画の主演女優のチン・ハイルーさんが素敵だとか観客から色々意見を聞かせてもらってとても良かったです。」



チャン・メン監督、ワン・チエンユエンさん（俳優）インタビュー
『鋼のピアノ』公式記者会見＋Q&A
最優秀男優賞受賞『鋼のピアノ』ワン・チエンユエンさん、受賞者記者会見

『鋼のピアノ』



リレーコメント：
第1回：『海炭市叙景』熊切和嘉監督
第2回：『サラの鍵』ジル・パケ＝ブレネール監督
第3回：『ビューティフル・ボーイ』ショーン・クー監督
第4回：『一粒の麦』シニツァ・ドラギン監督
第5回：『歓待』小野光輔 エグゼクティブ・プロデューサー
第6回：『そして、地に平和を』マッテオ・ボトルーニョ監督、ダニエレ・コルッチーニ監督
第7回：『鋼のピアノ』チャン・メン監督
第8回：『鋼のピアノ』ジェシカ・カム プロデューサー