作品解説
母さんは自分を愛していないかもしれない…。自然の寛大さや残酷さに接しながら、山の中で寂しさをまぎらわす少女の繊細な心境を描く。近年好調のトルコ映画界から現れた、斬新な映像センスを持つ期待の女性新人監督の長編デビュー作。
コンペティション
ゼフィール
Zephyr [ ZEFiR ]
監督:ベルマ・バシュ
アジアン・プレミア
10/23 11:30- 10/24 14:40-
© FiLMiK / FC ISTANBUL, 2010 TURKEY
93分 トルコ語 カラー 35mm | 2010年 トルコ |
作品解説
母さんは自分を愛していないかもしれない…。自然の寛大さや残酷さに接しながら、山の中で寂しさをまぎらわす少女の繊細な心境を描く。近年好調のトルコ映画界から現れた、斬新な映像センスを持つ期待の女性新人監督の長編デビュー作。
あらすじ
意志の強い思春期の少女ゼフィールは、トルコの黒海東部地域の丘陵地帯にある、祖父母の田舎の家で夏を過ごしている。彼女は気ままに歩き回り、祖父母の日々の雑用を手伝っているが、まもなく母親がやってきて、彼女を家に連れて帰ってくれることを待ち望んでいる。しばらくして母親はようやく現れるが、ボランティアの仕事で遠い外国に行ってしまうことを告げに来ただけだった。しかし、何があろうとも母親を行かせまいとするゼフィールの決意は固く、それが悲劇的な結末を導いてしまう。
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen6
10/23 11:30 - 13:03 (本編93分)
前売鑑賞券 ¥1000(税込) 当日券 ¥1200(税込)
チケットの販売は終了しました。
9/26~セレクトパス、10/2~プレリザーブ、10/9~一般発売開始
TOHOシネマズ 六本木ヒルズ Screen7
10/24 14:40 - 16:13 (本編93分)
前売鑑賞券 ¥1000(税込) 当日券 ¥1200(税込)
チケットの販売は終了しました。
9/26~セレクトパス、10/2~プレリザーブ、10/9~一般発売開始
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あらかじめご了承ください。
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1969年トルコのオルドゥに生まれ、92年にイスタンブール大学で英文学の学士号を受ける。90年から文学の翻訳を手がけ始め、91年から98年までトルコのフィルム・インスティテュートで国際関係のマネージャーとして働く。監督デビュー作の短編“Poyraz”は2006年のカンヌ国際映画祭短編コンペティション部門で正式上映された。本作は、彼女の長編初監督作品である。
シェイマ・ウズンラル ヴァヒーデ・ギョルドゥム セヴィンチ・バシュ O・リュシュテュ・バシュ ファトマ・ウズンラル ハールン・ウズンラル
シェイマ・ウズンラル
1998年オルドゥ生まれ。2006年にベルマ・バシュ監督の短編“Poyraz”で主演を果たす。08年、イスタンブールの子供向けクリエイティブ・ドラマ・ワークショップに参加。現在は6年生。主な作品に、“Boreas”(06/短編)『Zephyr』(10)がある。
ヴァヒーデ・ギョルドゥム
1965年、イズミル生まれ。ドクズ・エイユル大学で演技を学び、91年にアンカラ・アート・シアターでそのキャリアをスタートさせる。舞台、映画、テレビで活躍する人気女優の彼女は“İlk Ask”の演技でアルシン・コザ映画祭最優秀女優賞を受賞。主な作品に、“Anlat Istanbul”(05)“Kilit”“İlk Aşk”(06)“İyi Seneler Londra”(07)“Devrim Arabaları”(08)“Zephyr”(10)がある。