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2010.11.02
[イベントレポート]
11/1(月)『COREDO室町presents 第23回東京国際映画祭TOYOTA Earth Grand Prix 上映会』が開催されました。

今年も盛況の内に幕を閉じた、第23回東京国際映画祭。
閉幕翌日の11/1(月)、CREDO室町・日本橋三井ホールにて、『COREDO室町presents 第23回東京国際映画祭TOYOTA Earth Grand Prix 上映会』が行われました。
©2010 TIFF

上映された作品は、TOYOTA Earth Grand Prixを受賞した、
ケヴィン・マクマホン監督の水の惑星 ウォーターライフ
©2010 TIFF

ケヴィン・マクマホン監督が舞台挨拶に登壇、受賞の喜びを語っていただきました。
「この『水の惑星 ウォーターライフ』で受賞できたことを、大変光栄に思っています。
私は、環境保護というものは人々・人間の命がかかっている本当に重要なものだと思っています。
ですので、この東京国際映画祭が、エコロジー、環境保護に力を注いでいることをうれしく思います。」

リサーチに4年をかけ、さらに撮影に1年、ポストプロダクションに1年をかけて完成した本作の苦労と見どころについてもお話しいただきました。
「私はナイアガラの滝の近くで育ったので、水に囲まれて育ちました。
私たち人間は60~70%が水で出来ていますから、この水について考えるということは、人間について考えることだと思ったのが、この作品を製作した理由です。
©2010 TIFF
物語となる、水について調査を行っていくうちに、複雑な問題が絡み合って自分の感情をコントロールすることが非常に大変になりました。
現実に起こっている問題を知りつつも、希望を失わずに撮影を続けなければならなかったからです。
しかしこの作品の中でインタビューを行った、ある先住民の女性からのコメントのおかげで、私は希望を失うことなく、映画を完成することが出来たのです。

この作品は、(アメリカとカナダの国境にある)五大湖に焦点を当てて製作しました。
日本からは遠く、自分たちには関係がないと思われるかもしれません。でもこの水は、湖から海へ、そして世界へ流れていきます。ですので、観客の皆さんには、外国のお話しではなく、世界の人々に関わる話しとしてこの作品を捉えていただきたいです。」

映画祭最終日翌日となった上映イベントに、疲れを見せず登壇したマクマホン監督。
TOYOTA Earth Grand Prixのトロフィーを、"美しいトロフィーです"と少し照れくさそうに掲げてくれました。
©2010 TIFF


今回の上映会は、日本橋三井ホールにて、三井不動産CREDO室町の特別協賛にて実施いたしました。
日本橋三井ホール:
日本を賑わす日本橋をコンセプトに日本橋の新名所として新しくオープンしました。
日本橋から世界に新しい文化情報を発信する拠点として、これから様々なイベントが開催される予定です。
日本橋三井ホール
COREDO室町

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