Home > ニュース > GACKTさんのハリウッド・デビュー作が遂に解禁!─10/27(水)特別上映『Bunraku』:舞台挨拶
ニュース一覧へ 前のページへ戻る previous next
2010.10.27
[イベントレポート]
GACKTさんのハリウッド・デビュー作が遂に解禁!─10/27(水)特別上映『Bunraku』:舞台挨拶

GACKTさんのハリウッド・デビュー作が遂に解禁!─10/27(水)特別上映『Bunraku』:舞台挨拶

 日本公開が正式に決定する前のできたての作品に出会えるのも、映画祭が持つ魅力のひとつ。それが日本人俳優が出演した海外の最新作となったら……プレミア感は最高潮に達するのではないでしょうか。

©2010 TIFF


 27日(水)の21時から特別上映されたのは、マスコミでさえまだ観たことがないというプレミア感たっぷり、人気ミュージシャン・俳優であるGACKTさんがジョシュ・ハートネットさん、ウディ・ハレルソンさん、デミ・ムーアさんらハリウッドスターと肩を並べて出演したハリウッド・デビュー作の『Bunraku』。最先端のビジュアルと心躍るアクションに満ちた、別次元の未来を描くSFアクションです。

 上映前には、出演者による舞台挨拶が開催。京都から来たサムライとしてアクションに挑んだGACKTさんは、
急遽決まった上映のためスケジュールが合わず、残念ながら登壇することができませんでしたが、モモコ役の海保エミリさん、その父親役の菅田俊さんが作品の魅力やエピソードについて語りました。

©2010 TIFF


 「アメリカンドリームを抱いてLAに渡ったんです。その2ヵ月後にオーディションを受けたら通りまして、『3日後にルーマニアに3ヵ月(撮影で)行きますから』って(笑)」と出演の経緯を語ったエミリさんは、映画出演は「まったく初めて」とのこと。「初のシーンはGACKTさんとのシーンだったのですが、MAX緊張しちゃって頭が真っ白になりセリフが飛んでしまって……。でも、GACKTさんがイライラしたりもせずに一緒に練習してくださったんです」と苦労話を明かしました。

 「そうそうたるキャストの名前を聞いて出演を即決しました」という菅田さんが、「撮影スタジオの行き帰りに、乗った車がウディ・ハレルソンの車とすごいスピードで競争するんですね……それが恐くて恐くて。結局スタントマンが乗るバスに乗るようになりました(笑)」と会場の笑いを誘った後は、GACKTさんから届いたメッセージが紹介されることに。

©2010 TIFF


 トロント国際映画祭で9月に本作が初お披露目された際、共演陣と一緒に鑑賞して興奮したこと、そして本作が紙で作られた世界観や人形芝居的な表現が用いられ、非常にユニークな映像アプローチを行っていること、さらにはアクションシーンが一切CGなし、俳優本人がチャレンジしていることが読み上げられ、上映に参加できなかった謝罪と足を運んだ観客への感謝の気持ちが伝えられました。

 「GACKTさんは本当にゲームのCGのように美しくて、ハリウッドスターにもまったく負けていません」と菅田さんも絶賛だった『Bunraku』。いち早く鑑賞したファンの方も、大満足だったのではないでしょうか。

『Bunraku』
©Bunraku Productions, LLC (a subsidiary of Snoot Entertainment)

→作品詳細

previous next
KEIRIN.JP本映画祭は、競輪の補助を受けて開催します。TIFF History
第22回 東京国際映画祭(2009年度)